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薬に頼らない新時代の医学を教えちゃう!!第2弾:セルフケア編

栄養学

こんにちは、皆さん。前回に続き、今回も注目の著者、今井 一彰先生のベストセラー「薬に頼らない新時代の医学」の解説第2弾!。この本が提唱する新しい医学のアプローチは、薬に頼ることなく、私たち自身の健康を手に入れる手助けとなるものばかり。特に2章では、自らの健康を守り、万病を遠ざけるための素晴らしいセルフケアに焦点を当てています。

具体的に、今回は以下の3つのテーマについて、深く掘り下げていきます。

  1. 心と体を癒すオソモレキュラー
  2. 免疫力を高める腸の特攻薬を摂取する
  3. 足指伸ばしで正しく立つ

それぞれのテーマを詳しく、分かりやすく解説していきますので、健康に対する新しい視点を得たい方は、ぜひ最後までお付き合いください。

オーソモレキュラー

皆さん、今回は信次代のセルフケアとして「オーソモレキュラー」に焦点を当て、心と体の健康を整える方法をご紹介します。

私たちの健康は、食べるものによって大きく影響を受けます。これは一般的に知られていることですが、食事の重要性は体の健康だけでなく、精神の健康にも直結しています。特に、最近心の調子が良くない、または落ち込んでいる方々には、しっかりとした栄養摂取がメンタルの不調を改善する鍵となることが、本書では強調されています。

多くの人は、やる気が出ない、朝起きられない、不安感が拭えないなどの症状を精神的な問題と解釈し、薬を使用することで解決しようとします。しかし、実際にはこれらの症状が出る背景には栄養素の不足があることが多いのです。例として、鉄不足のためにうつの症状が出ている患者が、鉄を摂取することで症状が改善されるケースがあると指摘されています。つまり、一見「心の問題」とされることが、実際には「栄養素の不足」が原因であることも多いのです。

私たちの体が健康でいるためには、適切な水分、酸素、そして食事が不可欠です。特に食事に関しては、私たち自身の選択によってその質が大きく左右されます。不均衡な食事を続けると、体の細胞に必要な栄養素が不足し、さまざまな疾患のリスクが高まることがあるのです。

このような状態を改善し、病気を未然に防ぐためのアプローチとして「オーソモレキュラー栄養医学」が提案されています。この医学の方法では、血液検査を行い、不足している栄養素を正確に特定し、それを補うことを重視しています。例えば、鉄不足が確認された場合、適切な鉄の摂取を勧めるといったアプローチを取るのです。

オーソモレキュラーとメンタル

多くの人々は、メンタルの健康や気分の波は単に心の持ちようや気合いによるものだと感じがちです。しかし、実際には、メンタルの健康や気分の安定は食事や摂取する栄養素と深く関わっています。

一部の人たちが「気合いが足りない」とか「根性がない」と指摘することがありますが、それは必ずしも真実ではありません。また、気合いや意志力だけで自らのメンタルの問題を解決しようとする試みも、実は効果的ではないのです。本当に大切なのは、適切な栄養を取り入れてメンタルをサポートすることです。

実際に、幸せな気持ちややる気を感じる際に関わってくるセロトニンやドーパミン、そして安らぎを感じさせるオキシトシンといったホルモンは、私たちの食事中のタンパク質から合成されます。これらの成分は肉、魚、豆などの食材に多く含まれています。したがって、イライラしたり、不安を感じたり、エネルギーが低下したりする場合、タンパク質の不足が原因でこれらのホルモンが不足している可能性が考えられます。

「気合いだけで乗り越えよう」とか「心の持ちようで解決しよう」という方法は、セロトニンやオキシトシンが不足している状態では実際には効果が期待できないのです。従って、健全なメンタルを維持・回復するためには、日常の食事を見直し、必要な栄養素をきちんと摂取することが不可欠です。

著者が強調しているのは、毎日の食事を通じて十分なタンパク質を摂取することの重要性です。肉や魚、豆類などをしっかりと食事に取り入れることで、メンタルの健康をサポートすることができるのです。

健康の維持やメンタルの安定

健康の維持やメンタルの安定には、食事が非常に大きな役割を果たします。まず、野菜や果物を積極的に取り入れることで、体に必要なビタミンやミネラルを補給することが重要です。これらの栄養素は体の基本的な機能をサポートし、健康を維持するための基盤を築きます。

加えて、適切な栄養摂取の一環として、糖質の過剰摂取や加工食品の過度な摂取を控える必要があります。これらの食品や成分は、過剰に摂取することで様々な健康問題の引き金となることが知られています。特に、グルテンを含む小麦は一部の人々にとって問題を引き起こすことがあり、適量に留意することが求められます。

これらの食事の工夫や注意点を意識して、日々の食事を整えることで、体は栄養素でしっかりと満たされます。結果として、肉体の健康はもちろん、メンタルの不調も徐々に改善されることが期待されます。

さて、和食についても触れておきましょう。和食は世界的にその健康への効果が認められていますが、一方で、和食の中にも砂糖が多く使われている料理が存在します。例えば、煮物にはしばしば多量の砂糖が使用されることがあります。そのため、煮物を調理する際は、砂糖を控えめにし、出汁の旨味を最大限に活かすことで、砂糖の過剰摂取を防ぐ工夫が求められます。砂糖の摂取を抑えた和食は、バランスの良い栄養摂取のための優れた選択となるでしょう。

以上が、心と体の健康をサポートする食事についての基本的なポイントです。

腸の特攻薬

新時代のセルフケアとして、私たちの免疫力を向上させる「腸の特攻薬」という概念に焦点を当てたいと思います。多くの読者の方々は、腸の役割やその重要性についてすでに理解しているかと思います。実際、このトピックに関しては本書で詳細に取り上げられています。しかし、今回はその詳細な背景を飛ばし、具体的なアクションを取るためのアドバイスを中心にお伝えします。

具体的には、免疫力を強化するための2つの食べ物を紹介します。

  1. スキャベツ: キャベツは、抗酸化作用を持ち、免疫力を強化する素晴らしい野菜です。食物繊維もたっぷりと含まれており、腸内細菌の健康をサポートします。そのキャベツをさらに発酵させてスキャベツにすると、その効果は倍増します。この発酵キャベツは、免疫力をアップさせるだけでなく、美容や若々しさを保つためにもおすすめです。さらに、スキャベツを食前に100g取り入れることで、ダイエット効果も得られるとされています。
  2. 米の研ぎ汁漬け: これは、米を研ぐ際に出る水(研ぎ汁)を利用して野菜を漬け込んだものです。この食品は、乳酸菌を豊富に含んでおり、これが腸の健康を保ち、免疫力を強化します。この発酵食品は習慣的に取り入れやすく、作り方も簡単です。キャベツ、ニンジン、玉ねぎを切り、保存容器に入れ、米の研ぎ汁1カップ(200ml)と天然塩小さじ1杯(約6G)を混ぜたものを加えて、一晩漬け込むだけ。その後、冷蔵保存しておき、毎日食べることで、免疫力の向上をサポートします。

これらの食べ物は、日常の食生活に取り入れることで、身体の免疫力を強化する助けとなります。さて、ここで「免疫力を高める腸の特攻薬」というテーマの解説を終え、次のトピックに進むことといたします。

足指のばし

新しいセルフケアとして、腰痛や膝痛に悩む方々に特におすすめしたい方法として、『足指のばし』を紹介いたします。

足指のばしとは何か?
足指のばしは、足の指を広げて伸ばすセルフケア法です。このテクニックにより、足指の筋肉が伸び、安定した立ち姿勢を獲得することができます。その結果、腰痛や膝痛、さらには脚全体の調子を向上させることが期待できます。

さらに、足指のばしは姿勢や呼吸の改善にも寄与します。猫背の場合、顎が前に出てしまい、口を開ける姿勢になりがちですが、安定した立ち姿勢を手に入れることで、正しい背筋の姿勢を維持し、顎の位置が整い、鼻呼吸がしやすくなります。

足指のばしの実際の方法:

  1. ステップ1: 座った状態で、片足を他方の太ももの上に乗せます。その足の足指の間に、もう一方の手の指を滑り込ませ、足指を優しく握ります。
  2. ステップ2: 足の裏側を優しく伸ばし、その状態を5秒間キープします。次に、足の甲側をやはり優しく伸ばし、同じく5秒間のキープをします。この動作を交互に、両足で約3分間実践します。

この方法は、実際に試してみると非常にシンプルであり、日常的に行うことで、足や腰の不調、さらには呼吸や姿勢に関する問題を改善する可能性が高まります。継続的な取り組みが重要なので、毎日のルーチンとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回のブログの内容をまとめておきましょう。今回、私たちは薬に頼らない、万病を遠ざける新時代のセルフケアに関する3つの方法をご紹介しました。

  1. 心と体を癒すオソモレキュラー:これは心と体のバランスを整え、総合的な健康を促進するための方法です。
  2. 免疫力を高める超の特攻薬を摂取する:自身の免疫力を強化し、病気や感染症から身を守るための食事やサプリメントに関するアドバイスです。
  3. 足指伸ばしで正しく立つ:足指を伸ばして正しい姿勢で立つことにより、腰痛や膝痛などの体の不調を緩和する方法です。

これらのセルフケア方法を日常生活に取り入れることで、より健康的な生活を送る手助けとなることを願っています。




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