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前鋸筋の疲労によるパフォーマンスの低下について

スポーツ障害
前鋸筋後面

さて最近は自分の健康や価値を高めるためにスポーツやトレーニングをしている人増えてきました。

とてもいい週間だと思います。

ハーバード大学の研究によると週2回の習慣的なトレーニングは精神安定剤を服用するのと同じくらいの精神安定作用があるらしいです。

確かに僕の持論なのですが、運動や労働をした時は必ずメンテナンスをしてください!!

ということです。

なぜかと言うと人間は疲労してしまうからです。

当院にもトレーニングをしている人で疲労によるパフォーマンスが落ちたという人が結構います。

今回は今回はそのパフォーマンスが落ちる原因の一つ「前鋸筋」について解説させていただきます。

筋疲労?前鋸筋ってなんぞや?

前鋸筋ってなんぞや?

って思われる人が多いと思います。スポーツをされている人は筋肉の名前をたくさん知っている人は多いと思いますが、前鋸筋という名前は聞いたことがないのではないのではないでしょうか?

確かにマイナーですが最近やっと注目を浴びてきている筋肉でもあります。

前鋸筋というのは簡単に言うと脇腹の筋肉です。

図でもわかるように

実は結構大きい筋肉です肋骨にこびり付くように体半分の前半分から後ろ半分まで広がり肩甲骨の下に潜って下から肩甲骨の内側に引っ付きます。

動きとしては

肩甲骨を上方に回転させたり、前方に突き出したりと主に肩甲骨の動きに関係関係します。

また呼吸や体幹の回旋の補助的役割があるので臨床的にはかなり重要な役割があると言っていいでしょう。

ちなみに、ボクシングのパンチで腕を突き出す時に働くのでボクサーズマッスルと呼ばれています。

他投球やバレーやテニス、バドミントンなどのスマッシュなどにも大いに貢献する筋肉でもあります。

この筋肉が疲労するとかなりスポーツのパフォーマンスが低下するのでちゃんとメンテナンスしてくださいね!!

前鋸筋のメンテナンスってどないすんねん?

問題はメンテナンスです。

答えは簡単

当院にきてください!!

っていうのは半分冗談で、

その半分っていうのは、よく動画なんかで前鋸筋について解説していますが、この筋肉思っているよりも施術が難しい筋肉です。どの筋肉も突き詰めると難しいのですが、、、。

なぜかと言うと

①筋肉の付着範囲が広い

②肩甲骨が邪魔

③痛い、もしくは感覚が過敏でこそばい

④大円筋、広背筋などの筋肉が邪魔

などが挙げられます。

ですから結構テクニックや経験がモノを言う筋肉でもあります。

セルフケアは?

ではセルフケアはどうすればいいのでしょう?

方法は3つ

施術に比べると結構簡単です。

❶腕を固定した状態で体を捻るストレッチ

❷肩を突き出したり引いたりする体操

❸肩を前に突き出すような腕立て伏せ

この筋肉のメンテナンスのポイントは

⒈肩甲骨を大きく動かすこと

⒉肩甲骨を引き離すイメージで行うこと

⒊腕を突き出す運動と引く運動を交互に行って軽い筋収縮をさせることです。

なかなか文章では理解できないので動画で解説しますね。

 

まとめ

僕がスポーツトレーナーをしているときに故障して引退する選手。パフォマンスが落ちて落ち込む選手。

成果が上がらないのでトレーニングを止める人物凄いたくさん見てきました。

中には物凄い才能があるのに、だんだんパフォーマンスが落ちて止める人も多かったです。

その時まだ下積みだったので上に従うことしかできない、知識のない自分が悔やまれて仕方がありません。もしかしたらプロになってすごい栄光をテニした選手もいたかも知れません。

せっかくトレーニングや興味の持ったスポーツを怪我やスランプ、成果が上がらないと理由で引退するのは本当に人生にとってもったいないことです。

皆さん。人は必ず疲労します。疲労はパフォーマンスを低下させ、怪我を誘発する原因にもなります。

メンテナンスの重要性をもう一度見直してみてくださいね!!

では

 

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