人間の体の生体反応とは、ほぼ全てが化学や物理的反応で行われている。というのが当院の考えである。
そのため、基礎生理学や栄養学、解剖学などの考察するのは絶対必要です。
さて今回は顎関節症の患者様が来られたのでざっくりと解説します。
症状としては、一ヶ月前から顎が痛かったが、最近頭痛までが起こり顎も開きが悪くなり、耳の閉塞感がでたので不安になり来院。
この日は台風が近づいており気圧が低くなってきていました。
気圧が低いというのは低くなるとうことは、簡単に言うと飛行機に乗っているのと同じ環境になるということです。
そうすると、体内の気体が膨張し、体内の内圧が高くなるため多様な症状を引き起こす。
顎関節では咀嚼筋の状態が悪くなっている事が多く、筋収縮によりそれが刺激になって痛みを発生させている。
更に気圧の低下により内圧が高くなっているため、その圧力は側頭筋(咀嚼筋の一つ)が刺激され頭痛や耳管の閉塞が起こる。
施術としては、主として咀嚼筋を施術する事。
後、顔面、前頸部の静脈系の循環の改善も大切です。
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