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つわりの原因の一考察


この時期であるけど妊娠している人もいます。

かなりのストレス状態であるのか、つわりの程度がとても強いのでどうにかならないか?という相談を受けるけることがあります。

我々臨床家として事象をなんでそう言ったことになるのか?ということを解剖・生理学・量子学・分子生物学・栄養学・化学・物理学を考察していかなければいけない。

それがあっているのか間違っているのか?それは人体実験が出来ないので分からないけど、考察し続けることがとても大切だと思う。

最近は理学療法ではエビデンス・エビデンス!と統計学がメインになっているらしい。それが意識高い理学療法士にとってナウいらしい。とちょっと皮肉っていみた。

僕の願いは、もっと臨床家は生理学と解剖学的な人体の構造を理解を深めてほしいと思う。

さて今回はつわりについてちょっと考えてみた。

 

腹部の構造

僕の考えなのですが人間の腹部は

腹腔・胸腔など袋状になっちおり、その袋の中に内臓や肺などの内容物が入っている。

生殖器や泌尿器なども骨盤腔の中に収まっています。

女性の子宮の周りは後方に直腸。下方には膀胱。上方には結腸があり、空間的に余裕がありません。

その腹腔・胸腔を形成するのはコラーゲンで形成された膜。とその外側を覆う筋肉。またその外側には皮膚によって覆われています。

胸腔と腹腔の間には横隔膜があり、今日食うに関しては肋骨があり心臓と肺を守っています。

肋骨は肺を保護するだけでなく筋肉の運動によって呼吸という人体にとってとても重要な役割もあります。

さて腹部を覆う筋肉は

  • 腹直筋
  • 内腹斜筋
  • 外腹斜筋
  • 腹横筋
  • 錐体筋

など多くの筋肉に覆われいいます。

つわりの症状に関係する筋肉

今回つわりに症状で特に重要な筋肉は

腹横筋が腹直筋下部を膜で覆っている
錐体筋
  • 腹横筋
  • 錐体筋

図のように腹横筋を見るとちょうど泌尿器と生殖器の前の腹直筋のをポケットのように包んでいます。

多分ですが子宮や生殖器を前方に出てこないようにするためや、圧力をかけることによって位置が不安定にならな様に帯のように留めているのではないかと考えています。

錐体筋や腹横筋の収縮によって腹圧を操作することによって尿や生殖器の位置を微調整をしていると考えています。

つわりで何故気分が悪くなり吐くのか?

先に書きましたが、子宮の周りに余裕がないというのは感覚的にわかったと思います。

妊娠すると子宮が容量が大きくなります。

もし精神的過緊張状態、栄養状態が悪いためのホルモン分泌量の低下、腸内環境劣化による便秘になると腹筋も同様な過緊張状態となります。すると前方に胎盤を移動させることができなくなります。

そのため子供を宿した子宮が大きくなるにつれて、上方内臓全体を圧迫します。

その圧力は胃を押し上げ、横隔膜を圧迫します。

その状態で食べ物が入ってくるとどうなるか?

なんとなくですが、息苦しくなったり、気持ち悪くなったりしそうな感じはしないでしょうか?

吐いて栄養状態が悪いので消化酵素ができないので消化吸収も不十分になり、腹部緊張強いということは交感神経が優位であるため、腸の運動も悪くなります。

消化も吸収もできない食べ物は異物として外に出そうとしてしまうため吐いてしまいます。

その状態が続けば母子ともに低栄養状態になってしまいます。

ではどうするの?

でどうすんの?ってことですが

よく最近、産婦人科でエステをするところがありますが、これは結構理にかなってるなーって思います。

それは緊張を取るというのにとても良いからだと思うからです。

腹筋の緊張が取れれば腹部に余裕ができ内圧を軽減できるからです。

僕の考えでは、妊娠発覚した時には高タンパク、高ビタミンを摂取を心掛け、お腹が出てきたら腹部のメンテナンスを行っていけばつわりを軽減できるのではと考えています。

マタニティーヨガなども、自律神経を整えることができますのでストレス回避にはいいでしょう。

まとめ

僕の周りだけの判断で申し訳ないのですが、

つわりの強い妊婦は二人目を諦めている人が多い様に思います。

つわりを回避するためにも普段から栄養やストレス回避、メンテナンスを心がけましょう!

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