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健康の真実、あなたの手の中。個々の体を知り、最適な生き方を模索しよう。「100冊を読んでわかった健康法の真実」を要約しました!その1

栄養学

健康でいたい――その願いを胸に秘める私たち。だけど、ダイエットや健康に関する書籍は数え切れないほどあり、それぞれが異なる情報やアドバイスをしていることから、どの本が本当に正しいのか、混乱してしまうことも多いのではないでしょうか?

そんな悩みに答える1冊を、今日はご紹介します。それは、1500冊以上の健康書の編集経験を持つ「健康賞プロ編集者の会」が、厳選して集約した情報を詰め込んだベストセラー、『健康法の真実』です。

この一冊を読むだけで、あなたの健康に対する理解は一段と深まります。油の選び方、ウォーキングのポイント、アンチエイジングの真実…興味を持ったら、最後までこのブログと共に、真実の健康法を探求してみませんか?

さぁ、健康への第一歩、一緒に踏み出しましょう。

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油との正しい付き合い方

油を健康の天敵と考えていませんか?確かに、過度に摂取すると太りやすくなるというのは一理あります。しかし、油は私たちの体にとって欠かせない栄養素でもあります。油はエネルギー源として、また体を形成する材料として重要な役割を果たします。さらに、皮下脂肪は臓器を守り、体温を維持する助けとなり、ビタミンA、D、E、Kなどの吸収もサポートしてくれます。

しかし、油が足りないとどうなるかと言うと、肌が荒れたり、髪が乾燥したり、さらには老化が早まることも。ダイエットのために油を摂らなくては、健康を損ねることもあり得ます。だからこそ、ダイエットをする際は、適切な油の摂取を心がける必要があるのです。

ですが、すべての油が良いわけではありません。油にはいくつかの種類があり、摂取する油を選ぶ際の基準が必要です。この章で、私たちは油の種類とその特性、そしてどの油が身体に良いのかを詳しく解説していきます。

多くの人が、動物性の油は健康に良くないと思っていますが、実は植物性の油が必ずしも良いとは限りません。油を判断するポイントは「脂肪酸」です。脂肪酸は、その成分によって異なる働きを持ちます。この章で詳しく解説する4つの脂肪酸は、健康やアンチエイジングの観点から、油を選ぶ際の重要な指標となります。

油の知識を身につけ、健康的な生活を送りましょう。


4つの主要な脂肪酸について詳しく解説します。

  1. 飽和脂肪酸:
  • 出典: 主に動物性の油、例えば牛脂やバター。
  • 効果・リスク: コレステロールを上げ、動脈硬化のリスクを増加させる可能性があります。特に、65歳以上の女性にとって、過剰摂取は心血管病のリスクを高める原因となる可能性があるため、摂取量を控えることが勧められています。しかし、少なすぎると脳出血のリスクも上がるとされています。要するに、飽和脂肪酸は適量を意識することが大切です。
  1. オメガ3系脂肪酸:
  • 出典: 魚や植物の油。
  • 代表成分: DHA、EPA。
  • 効果: DHAは脳の働きを活性化させる効果があり、EPAは動脈硬化や心筋梗塞のリスクを低減させる効果が期待されています。魚の摂取は心臓や血管、さらには肌にも良い影響を与えると言われています。
  1. オメガ6系脂肪酸:
  • 出典: コーン油、大豆油。多くの加工食品やインスタント食品にも含まれています。
  • 効果・リスク: 健康効果もあるものの、摂取過多になるとアレルギーや動脈硬化のリスクを増加させる可能性が指摘されています。
  1. オメガ9脂肪酸:
  • 出典: オリーブオイル、菜種油。
  • 効果: コレステロールを下げる効果があります。酸化しにくく、熱にも強いため、日常の料理に適しています。

オメガ3、オメガ6、オメガ9、飽和脂肪酸: これらの4つの脂肪酸について理解を深めるとき、一つ大切なポイントがあります。それは、一つの油がただ一種類の脂肪酸だけで構成されているわけではないということです。実際、どんな油も、複数の脂肪酸から成り立っており、その組成は油ごとに異なります。

例えば、牛脂は「飽和脂肪酸が豊富」と言われますが、実はオリーブオイルの主成分であるオメガ9もたくさん含まれています。また、植物油の中でもオリーブオイルや菜種油と似たパーム油は、オメガ9よりも飽和脂肪酸の含有量が多いのです。

飽和脂肪酸は、主に動物性の油に多く見られます。過剰に摂取すると動脈硬化のリスクが高まると言われています。しかし、植物油にも飽和脂肪酸が多いものがあります。このため、「動物油は健康に悪い、植物油は健康に良い」と単純に判断することはできません。摂取する脂肪酸の種類や量をしっかりと考えることが大切です。

さて、要点をまとめると、魚に含まれるオメガ3は健康に良いとされています。もちろん、飽和脂肪酸やオメガ6、オメガ9も体には必要ですが、特にオメガ6の摂取過多は健康上の問題を引き起こす可能性があると言われています。

日本の現代の食生活では、魚の摂取が減少しており、このバランスが崩れていると言われています。歴史的に魚を主食としてきた日本人ですが、近年は肉の消費が増え、魚の摂取が減少しています。魚を週に3回は摂取することを目指すか、もしくはオメガ3が豊富なエゴマ油や亜麻仁油を毎日の食事に取り入れることで、必要なオメガ3を確実に摂取するよう心がけましょう。


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