
筋トレやダイエットを始めると、誰もが一度は手にする「プロテインパウダー」。
手軽で便利、たんぱく質が簡単に摂れる――そんなイメージから、食事代わりに置き換えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、実はその「便利さ」こそが、健康に深刻な異変をもたらす可能性があることをご存じですか?
この記事では、プロテインパウダーの過剰摂取によって起こる7つの体の異変と、安全に摂取するためのポイントや信頼できる商品選びのコツまでを、最新の研究データに基づいてわかりやすく解説します。
筋肉を育てるはずが、知らず知らずのうちに体を壊してしまわないために——
「プロテインの落とし穴」、一緒にチェックしていきましょう。
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- プロテインパウダー過剰摂取によって起こる7つの異変
- ✅ 安全なタンパク質摂取量の目安
- おすすめプロテインパウダー
- 1. エクスプロージョン(X‑PLOSION)
- 2. マイプロテイン(Myprotein)
- 3. バズーカニュートリション(Bazooka Nutrition)
- 4. Bレジェンド(be LEGEND)
- 🍽 食材別|たんぱく質量リスト(目安:100gあたり)
- 🥗 理想的な1日メニュー例(たんぱく質約115g)
- ✅ 合計:約110〜115g(体重70kg×1.6gに相当)
- ちなみに大谷翔平選手のプロテイン摂取量について、情報をまとめました。
- 🥩 1食あたり約60gのたんぱく質摂取
- 📈 1日で最大1.2kgのプロテイン摂取の報道も
- ⚠️ 結論:健康と筋肉のためにも「量と質の両方に注意」を
プロテインパウダー過剰摂取によって起こる7つの異変
「プロテインパウダー過剰摂取によって起こる7つの異変」について、個別に詳しく解説します。
① 脱水症状
解説:
プロテインの大量摂取により、体内ではアンモニア・尿素・クレアチニンといった代謝産物が急増します。
これらの老廃物は主に腎臓で処理・排出されますが、その際に大量の水分が必要となります。
また、プロテインに含まれるナトリウムや添加物も腎臓から排出される過程で水分を消費し、結果的に体内の水分バランスが崩れてしまいます。
水分摂取が足りないと、知らぬ間に脱水状態になりやすく、めまいや頭痛、パフォーマンス低下を引き起こすことも。
② 腸機能の低下
解説:
プロテインパウダーには、飲みやすさや保存性を高めるために「糖アルコール(例:ソルビトール・キシリトール)」や「カラギーナン(増粘剤)」などの添加物が使用されています。
これらは腸内でガスを発生させやすく、腸の粘膜を刺激して炎症や下痢を引き起こすことが研究で確認されています。
また、カラギーナンは一部で「炎症性腸疾患(IBD)」のリスクを高める可能性も指摘されています。
結果として、腸内環境が乱れ、他の栄養素の吸収効率も低下してしまいます。
③ 腎機能の低下
解説:
プロテインを過剰に摂ると、体内の窒素代謝が活発になり、老廃物の量も増加します。
腎臓はこれらを濾過・排出する「フィルター」の役割を果たしていますが、過剰な負荷がかかることで腎臓が疲弊し、機能が低下していきます。
特に、
- 元々腎機能に問題がある人
- 糖尿病などの持病がある人
は、少量のプロテインでも腎障害のリスクが上がるため要注意です。
④ 肝機能の低下
解説:
タンパク質が多すぎると、腸で吸収されなかったアミノ酸が窒素→アンモニアに変換されます。
アンモニアは人体に有害なため、肝臓で「尿素」に変換して無毒化されます。
しかし、過剰摂取が続くとこの処理が追いつかず、肝臓が過労状態に陥り機能が低下します。
肝機能が落ちると、
- エネルギー効率の低下
- 解毒機能の低下
- 疲労蓄積の加速
などの悪影響が出るため、筋トレの効果も出にくくなってしまいます。
⑤ 骨密度の低下
解説:
プロテインの摂りすぎにより体内が酸性に傾く(特に動物性たんぱく質)と、それを中和するためにカルシウムが骨から引き出されやすくなります。
その結果、骨密度が低下し、骨折リスクが高まるというデータもあります。
特に女性や高齢者は骨粗しょう症のリスクが高いため、過剰な動物性プロテインの摂取には注意が必要です。
⑥ 発がんリスクの上昇
解説:
多くのプロテインパウダーに含まれる**人工甘味料(例:アスパルテーム)**や香料・着色料などの化学添加物は、過剰摂取でがんのリスクを高める可能性が指摘されています。
特にアスパルテームは、**WHO(世界保健機関)が「発がん性の可能性あり(グループ2B)」**と分類しており、**1日の安全摂取量(体重1kgあたり40mg)**を超えるとリスクが増加するとされています。
他の加工食品や飲料と併用することで、知らぬ間に許容量を超えてしまうこともあるので注意が必要です。
⑦ 慢性炎症・重金属蓄積
解説:
市販の一部プロテインパウダーからは、鉛・カドミウム・水銀・ヒ素などの重金属が基準値以上含まれていたという調査報告があります(クリーンラベルプロジェクト調査)。
これらの重金属は体内に蓄積しやすく、
- 慢性疲労
- 神経障害
- 発達障害(胎児・子ども)
- 腎障害や皮膚がん
などを引き起こすリスクがあります。
「オーガニック」や「ナチュラル」と記載されていても、第三者機関の安全認証がない商品には注意が必要です。


✅ 安全なタンパク質摂取量の目安
🔹【一般の健康維持】
- 男性:1日あたり約65g
- 女性:1日あたり約50g
これは厚生労働省が示している推奨摂取量で、日常生活を健康的に過ごすために必要な最低限のたんぱく質量です。
たとえば…
- ごはん1杯(150g)→ 約4g
- 鶏むね肉100g → 約22g
- 卵1個 → 約6g
→ 3食バランスよく食べていれば、基本的に補える量です。
🔹【筋トレをしている人】(目的別)
1. 一般トレーニー
- 体重1kgあたり 1.6g(例:体重70kg → 約112g)
週2〜3回の筋トレをしている人向け。
筋肉の合成(MPS)を促し、回復をサポートする量です。
食品+プロテイン1〜2杯でちょうどよいバランス。
2. 本格的なトレーニング(アスリート・減量期)
- 体重1kgあたり 2.0g〜3.0g(例:体重70kg → 140〜210g)
カロリー制限中や筋肥大を目指す場合、筋分解を防ぐために高タンパクが必要です。
この場合、食事管理・水分補給・消化力にも気を配る必要があります。
⚠️ 危険ライン:過剰摂取の境界
非トレーニー(運動しない人)
- 体重1kgあたり 2.5g以上 → 腎臓・肝臓への負担、骨密度低下のリスクあり。
トレーニー(運動する人)
- 体重1kgあたり 4.0g以上 → ハーバードの研究では腎臓に不可逆な変化が。
このような高用量は臨床現場でも「過剰」とされるレベルであり、プロテインを複数回飲み、かつ高タンパクな食事もしていると超えるリスクがあります。
💡補足:数字だけでなく「摂取タイミング・質」も大事!
- 1日トータルよりも、分割摂取が効果的(1回20〜30g×数回)
- 食品から摂れるたんぱく質をベースにし、足りない分をプロテインで補う
- 重金属や添加物の少ない、安全な製品を選ぶことも重要
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おすすめプロテインパウダー
2025年時点で注目されるおすすめプロテインパウダー4選をご紹介します。ただし、安全性を調査する第三者機関の認証や重金属検査の実績に基づいて選んでいます。
1. エクスプロージョン(X‑PLOSION)
- 重金属ゼロ:2025年2月に第三者機関(日本食品分析センター)による検査で、鉛・カドミウムが検出されず、原料の安全性が確認されています 。
- 第三者機関認定:同検査は厳格な公的分析施設によって実施されたもの。
- コスパ良好:3kgで7410円と大容量でお財布に優しい。
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2. マイプロテイン(Myprotein)
- 第三者認証取得:「Informed Choice」「Informed Sport」など、LGC社によるアンチドーピング認証を取得 。
- イギリス国内で食品の安全性AA+評価も獲得 。
- 最安レベルの価格:2.5kg 約3700円。セール時はさらにお得。
- 品質管理体制が強固:配送から製造、検査に至るまで広範囲な安全対策を実施。
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3. バズーカニュートリション(Bazooka Nutrition)
- 重金属ゼロ:X‑PLOSION同様、原料重金属の検査で検出なし。
- 認証取得:「Informed Choice」マーク付きで、ドーピングの心配がほぼゼロ。
- 無添加:人口甘味料や香料をなるべく排除しているため、アレルギーや体質が気になる人に適しています。
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4. Bレジェンド(be LEGEND)
- 重金属検出なし:鉛・カドミウムともに検出されず、安全性が確認されています。
- 認証取得済:第三者機関の安全認証を受けています。
- 豊富なフレーバー:多彩な味が揃い、毎日飽きずに続けやすい。
- やや高価格:1kgで4580円とプレミアムな価格設定ですが、その分安心して飲める品質です。
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🔍 選び方・比較のポイント
特徴 | エクスプロージョン | マイプロテイン | バズーカ | Bレジェンド |
---|---|---|---|---|
重金属検査 | 第三者機関で証明済 | – | – | 証明済 |
認証 | – | Informed Choice/Sport | Informed Choice | Informed Choice |
価格 | ◎ 高コスパ | ◎ セールで驚異の安さ | ○ 標準価格 | △ やや高め |
フレーバーの選択肢 | 普通 | 十分 | 普通 | 豊富 |
添加物の少なさ | 明記なし | 一部あり | 無添加重視 | 一部あり |
✅ ポイント
- コスパ重視&重金属検査重視:エクスプロージョン
- 品質と価格のバランス重視:マイプロテイン
- 添加物を避けたい人向け:バズーカニュートリション
- 味も楽しみたい人向け:Bレジェンド
プロテインは“補助食品”として使うもの。毎日飲むものだからこそ、重金属検査や第三者認証、安全性・味・コスパなど、あなたの優先順位に合わせて選ぶことが大切です。
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🍽 食材別|たんぱく質量リスト(目安:100gあたり)
食材名 | たんぱく質量 | 備考 |
---|---|---|
鶏むね肉(皮なし) | 約22g | 高たんぱく・低脂質で優秀 |
豚ヒレ肉 | 約22g | 赤身肉で脂質控えめ |
牛もも肉(赤身) | 約21g | 鉄分・亜鉛も豊富 |
鮭(サケ) | 約22g | EPA・DHAも豊富 |
卵(1個50g) | 約6g | ビタミンB群も含む |
木綿豆腐(150g) | 約10g | 植物性たんぱく質の代表 |
納豆(1パック50g) | 約8g | 発酵食品として腸にやさしい |
牛乳(200ml) | 約7g | 吸収率の高い動物性たんぱく質 |
プロテイン1杯(30g) | 約20〜25g | 製品により差あり |
🥗 理想的な1日メニュー例(たんぱく質約115g)
🍳 朝食(約25g)
- ゆで卵 2個(12g)
- 納豆 1パック(8g)
- ご飯1杯+味噌汁+野菜
- ギリシャヨーグルト(100g・5g)
🍛 昼食(約30g)
- 鶏むね肉のグリル(120g・約26g)
- 雑穀ごはん
- ブロッコリーと豆腐のサラダ(4g)
🥤 トレーニング後(約25g)
- ホエイプロテイン1杯(約25g)
🍽 夕食(約30g)
- 鮭の塩焼き(100g・22g)
- 冷奴(豆腐100g・6g)
- 玄米・野菜・味噌汁など
✅ 合計:約110〜115g(体重70kg×1.6gに相当)
💡ポイント:
- 固形食から約80〜90g
- プロテインパウダーで不足分を補う形
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ちなみに大谷翔平選手のプロテイン摂取量について、情報をまとめました。
🥩 1食あたり約60gのたんぱく質摂取
- スポーツ栄養士・大前啓氏によれば、大谷選手は1食で約60gのたんぱく質を摂取しているとされます。普通の人が1日で摂る量を、彼は1食でしっかり補っていることになります (sportskeeda.com)。
📈 1日で最大1.2kgのプロテイン摂取の報道も
- 2024年初頭の報道によると、肘のリハビリ時期には1日あたり最大1.2kgのプロテインを摂取していたとの情報があります。ただし、この量は医師から過剰との指摘を受け、後に食事からのたんぱく質もバランスよく取り始めたとのことです (jisin.jp)。
🧠 補足と注意点
- 一般的な目安として、70kgの成人がトレーニングをする場合、1日112g前後(体重×1.6g)で十分とされます。
- 大谷選手は体重+トレーニング負荷が非常に大きいため、一般人とは桁違いの摂取量を行っています。
- ただし、1.2kg/日という数字は極端なケースの報道であり、通常の状態ではありません。
- プロテインはあくまで“補助食品”。普通のトレーニーが真似すると、過剰摂取による腎・肝負担や脱水のリスクもあります。
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⚠️ 結論:健康と筋肉のためにも「量と質の両方に注意」を
❗なぜ注意が必要か?
プロテインパウダーは、効率よくたんぱく質を補える便利なアイテムですが、「飲みすぎ」や「質の悪い製品の使用」は、かえって健康を害するリスクがあります。
特に過剰摂取は、
- 腎臓:老廃物の処理が追いつかず、慢性疲労や機能低下の原因に。
- 肝臓:アンモニアの無毒化が追いつかず、解毒・代謝能力が落ちる。
- 腸:添加物や糖アルコールで炎症や下痢を招く。
- 骨:カルシウムバランスが崩れ、骨密度が低下する。
一見“筋肉の味方”のように見えるプロテインも、誤った使い方をすれば逆効果になるのです。
💧毎日の「水分」と「食事」が大切な理由
プロテインパウダーは「粉」です。
体にとっては“濃縮された栄養素”なので、処理に水分を多く消費し、臓器に負担がかかりやすいのが特徴です。
そのため、
- 水分をしっかり摂る
- 3食のバランスを整える
- 食事からのたんぱく質も大切にする
これらを意識することで、プロテインのメリットを最大限に活かすことができます。
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🥛「サプリ」ではなく「補助食品」として考える
プロテインパウダーは、薬でも魔法の粉でもありません。
本来の役割は「足りない分を補うためのサポートアイテム」です。
- 食事の直後やトレーニング後のタイミングで上手に使う
- 一気に大量摂取せず、数回に分けて摂る
- 信頼できる品質の製品を選ぶ
このように「量の管理と質の選定」を意識すれば、筋肉も健康もきちんと守れます。
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✅ 最後に
筋肉づくり=プロテイン頼みではないということ。
しっかり食べて、よく動いて、きちんと休む。この基本が最強の“ボディメイクサプリ”です。
プロテインはあくまで道具。使い方次第で「薬」にも「毒」にもなる。
あなたの体を守るためにも、量と質を見直してみましょう。
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