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頭痛の治療は僧帽筋と胸鎖乳突筋から?


今回は頭痛を課題にしてみよう。

頭痛は

①筋緊張性頭痛

②片頭痛

③群発性頭痛   など

がある。その中で筋緊張性頭痛というのは70パーセント占めるらしい。

いってしまえば7割の頭痛は筋肉の緊張を緩めれば痛みは軽減するということである。

しかしそうはうまい話はないのが現実で、現在日本で10人に1人の割合で頭痛で悩まれている人がいるらしい。

さて、なぜ頭痛がするのだろう?

痛みというのは感覚である。感覚は何か刺激がなければ感じることはないことになる(切断患者の幻肢痛のような例外もあるが、、、。)

ではその刺激はなにか?

当院では循環障害による浮腫が大きい理由の一つと考えている。

では治療の対象として循環を左右する筋肉が原因と考えている。

その治療対象筋のとして僧帽筋と胸鎖乳突筋があげている(現実にはもっと複雑ですが)

ここで超簡単にエネルギー代謝の話をするがエネルギーというのは分解されると水と二酸化炭素に分解される。脳というのは馬鹿みたいにエネルギーを消費し全エネルギーの20パーセント消費するらしい。ストレスや感情を引き出すとよりエネルギーを消費し大量の水分子を吐き出すのだ。

また筋肉が堅くなりポンプの力が弱まると酸欠状態になりその部分は過敏になる。そこに水分子が貯留すると圧力が高まり痛み刺激が脳に伝わるのである。

上記の写真を見てもらうと僧帽筋は頭部の僧帽腱膜に連結している。僧帽腱膜は頭部全体を覆っており、筋の緊張は膜全体を緊張させ頭部に圧力をかけるのである。

頭蓋骨には後頭骨、側頭部、頭頂部には血管が通る穴があり血管を通している。脳内の圧力を避けるための通路と考えられるが、腱膜が張ると圧力の為循環が滞り脳圧が高くなり脳虚血が起こる事が考えられる。これは片頭痛の前駆症状の閃輝暗点の原因であると考えている。

胸鎖乳突筋は写真にあるように静脈が挟まれている。(外頸静脈下には内頸静脈)そこが圧力が高まると循環を阻害してしまい、浮腫を助長してしまうのだ。

難しい話があるがとりあえず循環を改善することが頭痛の開園策の一つと考えている。

筋肉だけの問題だけでなく栄養学も頭痛の改善に必要である。その話はまた後日プロテイン・ビタミン主義というブログで記載します。

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